仕事と暮らしを両立する企業の中堅社員が若者にライフキャリアについて話すスピーカーをNPO法人ワークライフ・コラボ(以下、ワーコラ)とジョブカフェ愛work(以下、愛work)が認定し、地域の若年層就職支援を通して地域企業の価値ある人材資源を発掘する取り組みです。
wlb認定スピーカーとは?
愛媛県内の民間組織・企業に勤めている中堅社員の方をwlb認定スピーカーとしています。
自身のライフワークバランスや職場や地域の中での自身の役割を振り返り、次世代に声を届ける役割として話していただきます。
若者に将来の仕事だけではなく、プライベートイベントや趣味の時間も含めたトータルの人生設計(ライフデザイン)を具体的にイメージしてもらうため、「地元で働きながら暮らす(子どもを生み育てる)」ことを、自身の言葉で話してくれるセンパイのような存在です。
どのような活動をしている?
大学でのキャリア教育/ライフデザイン講座や、自治体が開催する人口減少対策に関するイベント、学生の就活に関する助言を行うイベントに登壇しています。
なぜ当団体がこれを推進している?
ワーコラは、ワークライフバランス(仕事と暮らしの両立)を地域の課題と捉え、次世代育成事業を主軸に、働き方改革を推進する団体です。人口減少社会で働き手不足が深刻化する中、若者が自分らしい未来を描けるよう、将来の選択肢を知る機会として、ライフデザインプロジェクトの活動を行っています。
当団体の役割
各団体様からのライフキャリア教育に関するご要望を承ります。
- スピーカーとのマッチング
- コーディネート
- スピーカー講義当日の進行等
また、ジョブカフェ愛workと協働し、スピーカー人材の発掘を行っています。
利用のメリット
学生にとって
自分の少し先を歩くセンパイ社会人の生き方から、その経験を自身の就活に活かすことができる
企業にとって
中堅人材の育成の機会となる。WLB認定スピーカーを輩出することで社会的に評価される。仕事と暮らしが両立しやすい職場環境づくりの促進となる。
(中堅人材にとって→キャリアの棚卸しや働き方を見直す機会となる)
地域にとって
WLB認定スピーカーの取り組みを市民に知ってもらうことにより、社会全体で若者の仕事と暮らしの両立を応援する機運を醸成する。
社会課題の解決に向けて
地方の人口減少、働き手不足など・・・特に若年層の県外への人口流出は愛媛県内でも増加傾向にあります。県内の魅力、そして県内企業の価値を再発見してもらい、企業組織としてのブランディング力も試されている時代であると感じています。
地域の学生の方にとって、魅力ある企業であること、そして企業に属し地域に属している一社会人としての自覚を再認識してもらうこともこれらの社会課題を解決するための重要な一歩であると捉えています。
社員の意識を高め、そしてより地域のより良い人材との接点を持つことによってそれらを解決に導くことを目標に当団体もこの活動を進めて参ります。